インモードはやめた方がいい?後悔したくない人のための効果・副作用・注意点を徹底解説

インモードはやめた方がいい?後悔したくない人のための効果・副作用・注意点を徹底解説

    1. はじめに

    1-1. インモードとはどんな治療?

    インモード(InMode)は、米国で開発された先進的な美容医療機器で、高周波(RF)による熱エネルギーを活用して脂肪やたるみに働きかける施術です。主に皮下脂肪層や真皮層にアプローチすることで、フェイスラインのもたつき、肌のハリ不足、しわなどの悩みに対して効果が期待できます。

    さらに、吸引機能と専用のハンドピースを併用することで、脂肪分解、コラーゲン生成の促進、肌の引き締めなど、多方面からの美容効果を狙えるのが特徴です。切開や注射を伴わない「切らない治療」として、日本国内でも人気が高まっており、多くのクリニックで導入が進んでいます。

    1-2. 「やめた方がいい」という声がある背景

    インモードに関する口コミやSNS上では、「思ったほど効果がなかった」「赤みや腫れが出た」など、ネガティブな意見も散見されます。こうした声は必ずしも施術自体の問題とは限らず、施術前の説明不足や過度な期待とのギャップが原因になっていることも少なくありません。

    たとえば、「1回で劇的な変化が出る」と思って受けたものの、実際には回数を重ねて効果を定着させていく施術であるため、「期待外れ」と感じてしまうケースもあります。

    そのため、インモードを検討する際には、仕組みや得意な領域、適応範囲をしっかりと理解し、自分の肌状態やライフスタイルに合った治療かどうかを見極めることが大切です。本記事では、インモードの仕組み、他施術との違い、注意点などを客観的に解説していきます。

    2. インモード施術の特徴とメリット・デメリット

    2-1. インモードの主な施術モードと機能

    インモードには、悩みや部位に合わせて選べる複数の施術モードがあります。代表的なのが「MiniFX(ミニFX)」と「FORMA(フォーマ)」です。

    インモードとは

    MiniFXは、脂肪層に対して吸引と高周波を同時に加えることで脂肪細胞を加熱・分解し、フェイスラインやボディラインのもたつきに効果を発揮します。Formaは真皮層に熱を与えることで、コラーゲン生成を促進し、肌のハリや弾力を高める効果があります。

    この2つを組み合わせることで、脂肪へのアプローチと肌質改善を同時に行う複合的なケアが可能となり、たとえば「フェイスラインのたるみ+ハリ不足」といった複合的な悩みにも対応できます。

    2-2. インモードのメリット

    インモードのメリットは、まず切開や注射を伴わない非侵襲的な施術であることです。そのため、術後のダウンタイムが短く、日常生活にすぐに戻れる点が大きな魅力です。また、脂肪、たるみ、肌質など複数の悩みに対して同時に働きかけられるため、総合的な美肌・リフトアップを目指す方に適しています。

    施術時間も比較的短く、顔全体の施術でも30〜60分程度で終了するため、仕事や育児の合間にも受けやすいという利便性もあります。

    2-3. インモードの注意点・デメリット

    一方で、インモードは1回の施術で劇的な変化を得るタイプの施術ではないため、数回の継続が前提となります。そのため、通院が難しい方や、即効性を求めている方にとっては向かない場合もあります。

    また、脂肪が極端に多い部位や、重度のたるみがある場合には、他の施術の方が適しているケースもあります。さらに、施術費用も比較的高額になる傾向があるため、事前に費用感や通院回数をよく確認しておくことが重要です。

    3. インモードはやめた方がいい?考慮すべき6つのケース

     インモードはやめた方がいい?考慮すべき6つのケース

    SNSなどで「インモードはやめた方がいい」といった声を見かけることがありますが、すべての人に当てはまるわけではありません。ただし、以下のような状況に該当する場合は、慎重な判断が必要です。

    3-1. 直後に重要なイベントが控えている場合

    施術後に赤みや軽い腫れが生じることがあり、数日間続く場合もあります。特に肌が敏感な人や、施術部位が目立つ場所である場合は、メイクで隠すのが難しいことも。結婚式や面接など大事な予定がある直前には避け、余裕を持ったスケジュールで施術を受けるのが理想です。

    3-2. 他の施術との間隔が短すぎる場合

    レーザー脱毛やピコレーザー、ボトックスなど、別の美容施術を受けた直後または直前にインモードを行うと、肌への負担が増え、炎症やトラブルのリスクが高まります。複数の施術を検討している場合は、クリニックで安全な間隔を確認し、肌の状態に合わせてスケジュールを調整しましょう。

    3-3. 妊娠中・授乳中、重篤な持病を抱えている人

    妊娠中や授乳中は、ホルモンバランスが不安定で身体の反応も通常と異なります。また、心疾患やペースメーカーを使用している方、高血圧などの持病がある場合は、RFの影響が懸念されるため、必ず医師と相談のうえ判断する必要があります。

    3-4. 日焼け直後や極端に肌が敏感な場合

    日焼けした直後の肌は、熱ダメージを受けており非常にデリケートです。この状態でインモードを照射すると、火傷や色素沈着を引き起こす可能性があります。アトピー性皮膚炎や炎症がある方も、肌の状態を十分に確認したうえで、慎重に施術を判断するべきです。

    3-5. 極端に即効性を期待している場合

    インモードは「切らずにできる」安全性の高い施術ですが、劇的な変化を1回で得られるものではありません。効果は徐々に現れ、回数を重ねて定着していくのが一般的です。「1回で脂肪がごっそり減る」「劇的にリフトアップする」といった過度な期待がある場合は、外科的な脂肪吸引などの方が適していることもあります。

    3-6. コストを抑えたい、頻繁に通院できない状況

    インモードは1回あたりの施術費用が高めで、複数回の継続施術が推奨されます。そのため、費用や通院頻度の面で継続が難しい方には負担が大きく感じられることも。遠方に住んでいて通院しづらい方も含め、あらかじめ回数や予算、通院可能かを見極めたうえで検討することが大切です。

    4. インモードが合わない人が選ぶべき他の施術・治療法

    インモードがすべての人に適しているわけではありません。体質や希望する結果によっては、他の治療法の方が適しているケースもあります。ここでは、目的別にインモードの代替となる選択肢を紹介します。

    4-1. ハイフ(HIFU)との比較

    たるみやリフトアップを目的とする場合、ハイフ(HIFU)も有力な選択肢です。HIFUは高密度焦点式超音波を使用し、皮膚のより深い層であるSMAS層に熱を与えることで、筋膜からの引き締めを促します。これにより、インモードよりも強力なリフトアップ効果を実感できるケースもありますが、効果は施術後すぐではなく、1カ月後から発揮されます。

    一方で、HIFUは照射時の痛みが強めで、インモードよりもややダウンタイムが長い場合も。仕上がりも比較的ナチュラルなインモードとは異なり、ややシャープな変化を求める方向けです。

    4-2. 脂肪吸引との比較

    脂肪吸引との比較

    「とにかく脂肪を落としたい」という方にとっては、脂肪吸引の方が確実性が高い場合もあります。特にインモードでは対応が難しい大量の脂肪除去には、外科的な吸引施術が有効です。

    ただし、脂肪吸引は切開を伴うためダウンタイムが長く、痛みや腫れも避けられません。回復期間を含めてしっかりとスケジュールを立てる必要があります。また、施術部位によっては皮膚のたるみが残ることもあるため、術後のケアや別の施術との併用も検討する必要があります。

    4-3. 糸リフトやボトックスなどのエイジングケア

    即効性やリフト感を求める方には、糸リフトやボトックス注射といった選択肢もあります。糸リフトは皮膚の下に特殊な糸を挿入し、物理的に引き上げる施術。施術直後から引き上がりを実感でき、たるみに悩む方には人気です。

    ボトックスは、筋肉の動きを抑制することでシワを目立たなくする施術。表情筋の緊張によるたるみやしわに効果的で、インモードではアプローチしづらい表情筋由来の悩みに向いています。ただし、持続期間は限られており、定期的な注入が必要です。

    4-4. スキンケア・自宅エクササイズでのケア

    まだ軽度なたるみやむくみの段階であれば、医療施術に頼らず生活習慣の見直しやセルフケアでの改善も可能です。睡眠・栄養・運動などのバランスを整えることで、肌状態や代謝が改善され、自然なリフトアップ効果が期待できます。

    また、家庭用の美顔器やEMS機器、引き締め系のスキンケアコスメなどを併用するのも一つの手段です。インモードに興味はあるけれど通院が難しい方や、まずは試しにセルフケアから始めたいという方にも向いています。

    なお、インモードと同様にRFエネルギーを活用した施術として、ボルニューマ(韓国で多く使用)などもあります。日本では導入例が少ないため、比較検討には専門クリニックの相談を推奨します。

    5. インモードを成功させるためのポイント

    インモードで満足のいく効果を得るためには、施術そのものだけでなく、事前準備からアフターケアに至るまでのプロセスが非常に重要です。ここでは、インモードを成功へ導くために意識すべきポイントを4つの観点から解説します。

    5-1. 自分の目的・体質を明確にする

    インモードを受ける前に、「肌のたるみ改善」「二重あごの引き締め」「部分的な脂肪減少」など、自分が何を改善したいのかを明確にしておくことが大切です。ゴールがはっきりしているほど、医師も適切なプランを提案しやすくなります。

    また、これまでに受けた施術歴やアレルギー、持病の有無、ライフスタイル(仕事や育児の忙しさなど)も整理しておきましょう。体質や生活背景は施術内容やタイミングの判断材料となり、安全かつ効果的なプランニングに役立ちます。

    5-2. カウンセリングでしっかり質問する

    施術前のカウンセリングでは、疑問点を遠慮せずしっかり質問することが成功のカギです。たとえば「何回の施術が必要なのか」「ダウンタイムはどれくらいか」「施術の効果はどれくらい続くのか」など、できる限り具体的な説明を受けましょう。

    また、他の施術(ヒアルロン酸・ボトックス・糸リフトなど)との併用を考えている場合は、相乗効果やタイミングの相性についても相談しておくと安心です。信頼できるクリニックであれば、無理な勧誘をせずに丁寧に対応してくれるはずです。

    5-3. クリニック選びのコツ

    インモードの効果を最大限引き出すには、施術者の技術と実績が大きく関係します。特に注目したいのが、インモードの症例数や症例写真の豊富さ。医師がどのような結果を出しているかを確認できると、安心感が増します。

    また、可能であれば複数のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討するのもおすすめです。価格だけで判断せず、医師やスタッフの対応、アフターケア体制、施術の説明が丁寧かどうかといったポイントも総合的に見て判断しましょう。

    5-4. 術後のセルフケア・通院フォロー

    施術後のケアも、インモードの効果を最大化するうえで欠かせません。推奨される間隔や回数をしっかり守り、継続的に通院することで肌の引き締めや脂肪減少効果が定着しやすくなります。

    加えて、自宅での保湿ケアや紫外線対策も重要です。肌の乾燥や日焼けは施術後の肌トラブルを引き起こす要因となるため、丁寧なスキンケアを心がけましょう。血流を促進するための軽いマッサージや、十分な睡眠、栄養バランスの取れた食事も、回復と効果の持続に貢献します。

    これらのポイントを押さえておくことで、インモードの効果を最大限に引き出し、より満足度の高い美容体験へとつなげることができます。

    6. 「インモードやめた方がいい」Q&A:読者の疑問に答える

    インモードについては「やめた方がいい」といった声も耳にすることがありますが、それは必ずしも施術自体が悪いというわけではありません。人によって感じ方や適応が異なるため、気になる疑問について事前に情報を得ておくことが大切です。

    他のレーザー治療との併用はできる?

    基本的には可能ですが、施術の間隔には注意が必要です。ピコレーザーやフラクショナルレーザー、ボトックスなどの施術を短期間に繰り返すと、肌への負担が大きくなり、炎症や色素沈着などのトラブルにつながるリスクもあります。併用を考えている場合は、必ず施術医師に相談し、肌の状態や体調を見ながら適切なスケジュールを組んでもらうようにしましょう。

    脂肪吸引と比べて総額はどうなの?
    痛みや副作用が心配…どの程度?
    本当に効果が出ない人はいるの?

    7. インモードを検討中の方へ:クリニック選びと費用イメージ

    インモードを受けてみたいと思ったときに気になるのが「どのクリニックを選ぶべきか」「費用はどれくらいかかるのか」という点です。後悔のない選択をするために、あらかじめチェックしておくべきポイントを整理しておきましょう。

    7-1. 施術料金の目安

    インモードの料金は、施術部位や施術内容によって大きく異なります。目安としては、顔全体の施術で1回あたり5万円〜10万円程度。あご下や頬のみといった部分的な照射であれば、3万円前後から可能な場合もあります。

    また、複数回をまとめたセットメニューや、開院記念・モニター価格などのキャンペーン価格を設けているクリニックも少なくありません。通いやすい価格設定のクリニックを探す際は、公式サイトやSNS、予約サイトなどで事前にプランを比較しておくとよいでしょう。

    7-2. 気をつけたい追加料金・オプション

    表記されている施術料金以外に、思わぬ費用が発生することもあります。たとえば、施術時の麻酔代や、初診・再診時のカウンセリング料、アフターフォローの診察費などは別料金になることも。

    また、当日のカウンセリングで「もう少し広い範囲を照射したい」「施術を1回から3回に変更したい」といった場合、施術料金が追加で発生する可能性もあります。あらかじめ追加費用の有無や総額の見積もりを確認しておくことで、予算のずれを防ぐことができます。

    7-3. 口コミや評判のチェックポイント

    クリニックを選ぶ際は、価格だけでなく医師の実績や信頼性も重要です。公式サイトだけでなく、口コミサイトやSNSの評価を参考にしましょう。特に注目したいのが、施術担当医師の名前が明記されているか、症例写真が豊富かどうか、スタッフの対応に対する評価などです。

    また、インモードのようなエネルギーデバイス施術は、技術や照射方法によって仕上がりに差が出ることもあります。実際に通った人の体験談やレビューを参考にしながら、自分にとって安心して通えるクリニックを見つけましょう。

    8. 施術体験談:実際に「やめた方がいい」と後悔した/満足した事例

    インモードの施術は、多くの方に選ばれている一方で、その効果や満足度には個人差があります。ここでは、実際に施術を受けた方々の体験談を通して、後悔したケース・満足したケースの両面からリアルな声を紹介します。

    8-1. Aさんのケース:効果を感じられず後悔

    Aさんは「フェイスラインの脂肪を一度でしっかり落としたい」と期待してインモードを受けました。元々脂肪量が多く、医師の説明よりも「1回で変化が出るだろう」と自己判断で高い期待を持っていたとのこと。しかし、施術後すぐには思ったような変化が見られず、結局は追加で数回の施術を行うことに。さらに、赤みやむくみといったダウンタイムが数日続いたこともあり、「もっとしっかり説明を聞いておくべきだった」と後悔を口にしていました。

    8-2. Bさんのケース:複数回施術で満足の結果

    Bさんは「フェイスラインとあご下のもたつきが気になる」との悩みを持って、医師のアドバイス通りに3〜4回の施術を計画的に受けました。1回目の施術後はわずかな変化でしたが、回数を重ねるごとにあご下が引き締まり、フェイスライン全体がすっきりとした印象に。術後は保湿ケアや紫外線対策などのホームケアにも丁寧に取り組んだことで、肌トラブルもなく、最終的には「やってよかった」と感じたとのことです。

    8-3. Cさんのケース:そもそも適応外だった

    Cさんは「年齢による顔全体のたるみをしっかり引き上げたい」との強い希望からインモードを選びました。しかし、初回カウンセリングでは明確なリフトアップ効果についての説明が十分に得られず、自身の判断で施術を受けることに。結果的に思ったほどの変化はなく、後から「自分のような大幅なたるみには、糸リフトなど外科的な施術の方が適していたかもしれない」と語っています。

    このように、効果や満足度はその人の肌質・脂肪量・目的によって異なります。施術を受ける前に自分の適応をしっかり見極め、医師とのカウンセリングで期待値を明確にすることが大切です。

    9. まとめ:インモードは「やめた方がいい」?最終判断のポイント

    インモードは「やめた方がいい」?最終判断のポイント

    インモードに関しては、「やめた方がいい」と感じる人もいれば、「受けて良かった」と満足している人もいます。最終的に後悔しない選択をするには、自分に合った施術かどうかを見極めることが重要です。

    9-1. 「やめた方がいい」派が挙げる主な理由

    インモードに否定的な意見としてよく挙げられるのは、「思ったほど効果がなかった」「複数回の施術が必要でコストがかかった」「ダウンタイムが予想より長引いた」といった点です。とくに即効性を期待していた人や、1回の施術で大きな変化を求めていた人にとっては、満足度が低くなる傾向があります。

    9-2. それでもインモードを選ぶメリット

    それでもインモードが多くの人に支持されている理由は明確です。まず、切らずに脂肪やたるみにアプローチできるという安全性の高さ。さらに、ダウンタイムが比較的短く、施術後すぐに日常生活へ復帰しやすい点も評価されています。外科的な手術に抵抗がある人や、仕事や育児で長期の休みが取れない人にとっては、非常に魅力的な選択肢となります。

    9-3. 最終的には“施術目的”と“体質・予算”のバランスがカギ

    インモードが合うかどうかは、「どんな結果を求めているか」と「どれだけの予算や時間をかけられるか」によって変わってきます。たとえば、大幅な引き上げ効果を短期間で求める場合には、糸リフトや外科手術の方が適していることもあります。一方で、「ゆるやかに、自然に改善していきたい」「仕事に支障を出したくない」という方にはインモードがフィットするかもしれません。

    施術を決める前には、必ず医師とカウンセリングを行い、自分の悩みや希望を丁寧に伝えることが成功のカギです。自分の状態に合った施術かどうかを、しっかりと見極めていきましょう。

    監修

    クリニック院長

    清水 優人

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