Home コラム インモード インモード施術は痛い?実際の痛み・ダウンタイム・対策まで徹底解説

インモード施術は痛い?実際の痛み・ダウンタイム・対策まで徹底解説

インモード施術は痛い?実際の痛み・ダウンタイム・対策まで徹底解説

    1. はじめに

    1-1. インモードとボトックスの人気背景

    美容医療の世界では、顔のリフトアップや肌の引き締めを目的とした非侵襲的な施術が進化を続けています。その中でも、効果の即効性とダウンタイムの短さから人気を集めているのが「インモード」と「ボトックス」です。

    インモードは、高周波(RF)を用いて皮膚の深部に熱を届け、脂肪やたるみに働きかける施術です。これによりフェイスラインのもたつきが軽減され、引き締まった輪郭や肌の弾力アップが目指せます。とくに「切らずにリフトアップをしたい」というニーズに応える治療として、多くのクリニックで導入が進んでいます。

    一方、ボトックスは、ボツリヌストキシン製剤を筋肉に注射することでその動きを一時的に抑制し、表情ジワを軽減する施術です。エラの張りを和らげてフェイスラインをスッキリ見せたい方にも適しており、短時間で施術が完了し、日常生活への支障もほとんどないという点で支持されています。

    このように、インモードは脂肪や肌質、ボトックスは筋肉の動きに作用するという異なるアプローチを持つため、併用することで立体的でバランスの取れた美しさを目指せるとされ、近年その組み合わせ施術への関心が高まっています。

    1-2. なぜ順番と間隔を気にする必要があるのか?

    「インモードとボトックスは同時に受けてもいいの?」「施術の順番や間隔はどれくらい空けるべき?」という疑問は、美容施術を検討する多くの方が抱える共通の悩みです。

    インモードは高周波の熱を皮膚の深部に届け、脂肪やたるみに働きかける施術。一方で、ボトックスは筋肉の動きを抑える作用があり、施術後に外部からの刺激を避ける必要があります。そのため、順番やタイミングを誤ると、互いの施術効果に悪影響が出たり、仕上がりにばらつきが生じる可能性があるのです。

    実際には、インモードを後から行うことで、RFの熱がボトックスの注入部位に影響し、十分な効果が出にくくなる可能性も指摘されています。逆に、タイミングを調整して行えば、脂肪・たるみ・シワという異なる悩みに多角的にアプローチでき、よりナチュラルかつ効果的な仕上がりを目指せる施術となります。

    本記事では、こうした施術順や間隔の考え方について、施術の特性をふまえてわかりやすく整理し、インモードとボトックスを安全かつ効果的に併用するためのポイントを解説していきます。

    2. インモードの施術原理と効果

    2-1. インモードの仕組み

    インモードは、複数の専用ハンドピースを使って高周波(RF)を皮膚の深部に届け、たるみや脂肪に働きかける最新型の美容医療機器です。特にフェイスラインや頬の脂肪に効果的とされ、切らずにシャープな輪郭を目指したい方から高い支持を集めています。

    代表的なハンドピースには、脂肪細胞にアプローチする「MiniFX(ミニエフエックス)」と、肌のリフトアップやハリ改善を促す「FORMA(フォーマ)」があります。MiniFXでは、RFの熱エネルギーと吸引作用を併用しながら、脂肪を加熱・破壊し、部分痩せを実現。一方でFORMAは、熱刺激により真皮層のコラーゲン生成を促進し、肌のたるみを引き締める作用があります。

    この2つを組み合わせた「Vリフト」などの施術では、脂肪減少と同時に肌の引き締め効果が得られるため、立体的で若々しい印象の顔づくりが可能となります。

    2-2. 期待できる主な効果

    期待できる具体的な効果としては、二重あごや頬のもたつきといった「脂肪の蓄積」へのアプローチに加え、たるんだフェイスラインのリフトアップ、さらに温熱による血流促進・肌質改善(キメや弾力のアップ)など、多方面にわたる美容効果が挙げられます。

    特に「痩せづらい部位にだけアプローチしたい」「年齢とともに下がってきた輪郭をなんとかしたい」といった悩みを持つ方にとって、インモードは極めて有効な選択肢の一つといえるでしょう。

    3. インモード施術中の痛みはどれくらい?

    インモード施術中の痛みはどれくらい?

    3-1. 施術の流れと痛みのピーク

    インモードの施術は、まず専用のジェルを塗布したうえで、RFエネルギーを照射していく流れとなります。ミニFXでは吸引と同時に熱を加えるため、肌にピタッと吸い付くような感覚とともに「じんわり熱い」「ピリピリするような」痛みを感じる方が少なくありません。

    とくに出力が高めの場合や初回施術時は、皮膚が刺激に慣れておらず、痛みを強く感じることもあります。施術の前半や、深部まで加熱される中盤にかけてが“痛みのピーク”と感じる方が多いようです。

    3-2. 部位別の感じやすさ

    痛みの感じやすさは施術部位によって異なります。フェイスラインや頬、あご下は皮膚が薄く骨に近いため、熱感や吸引刺激を強めに感じる傾向があります。一方、お腹や太ももなど脂肪層が厚めのボディパーツは比較的痛みを感じにくいという声も多く、心配なく施術を受けられる方が多い印象です。

    部位によっては、“くすぐったさ” に近い感覚になる場合もあるため、「痛み」というより“刺激”と捉えた方が実際の印象に近いこともあります。

    3-3. 痛みに対する対策

    痛みが心配な場合、多くのクリニックでは表面麻酔クリームの使用が可能です。施術中も医師または施術スタッフが状態を確認しながら進めるため、「我慢できない」と感じた場合は出力を下げての対応も可能です。

    また、2回目以降は皮膚が慣れて痛みの感じ方が軽減されるケースもあります。過度に不安にならず、事前のカウンセリングで「痛みに弱い」と伝えておくと、適切な対応をしてもらいやすくなります。

    4. 施術後の痛みや腫れはある?ダウンタイムの実情

    施術後の痛みや腫れはある?ダウンタイムの実情

    4-1. 施術直後の症状

    インモードの施術直後には、赤みやヒリヒリ感、軽度の腫れといった症状が見られることがあります。これは高周波による熱の刺激と、吸引による皮膚表面の引っ張りが原因です。また、稀に吸引によって皮膚の内側に軽い内出血が起きることもあり、数日間は軽い筋肉痛のような感覚が残るケースもあります。

    ただし、これらの症状は大半が軽度で、数時間から長くても数日で治まるとされており、特別な処置が必要になることはほとんどありません。

    4-2. ダウンタイムの長さと経過

    ダウンタイムの平均的な長さは2〜3日とされ、肌の状態や施術の強度、個人の体質によって前後します。赤みや軽い腫れが見られる間も、メイクや洗顔は翌日から可能とされることが多く、日常生活に支障をきたすレベルではありません。

    ただし、肌が極端に敏感な方や、強めの出力で施術を行った場合は、症状が長引くことも考えられます。そのため、施術前には医師とのカウンセリングで肌質や体調をしっかり共有することが重要です。

    4-3. ケアのポイント

    ケアのポイント

    施術後に肌の赤みや腫れが出た場合、最も大切なのは「冷却」と「保湿」です。クーリングパックを使って肌を落ち着かせ、保湿剤でバリア機能を補いましょう。また、肌が敏感な状態になっているため、日焼け対策も必須です。外出時には日焼け止めを使い、直射日光を避けるようにしましょう。

    さらに、施術当日は飲酒やサウナ、長風呂など体温を急激に上げる行為も避けるのが賢明です。血行が過剰に促進されると、赤みや腫れが悪化する可能性があるため、穏やかに過ごすよう心がけてください。

    このようなセルフケアを丁寧に行うことで、ダウンタイムを短縮し、肌トラブルの予防にもつながります。

    5. インモードは本当に痛いのか?口コミ・体験談から見る実際の声

    5-1. 痛みが少ないと感じた人のケース

    「熱さを感じる程度で耐えられた」「麻酔クリームを使ったら気にならなかった」といった声も多く見られます。中には「寝てしまうほど快適だった」という感想もあり、施術の印象には大きな個人差があることがうかがえます。

    また、施術者の技術力や使用されるインモード機器のバージョンが新しいほど、肌への刺激や照射の正確性が高まり、痛みを軽減できる傾向にあるようです。出力調整がこまやかに行われることによって、体感的な負担はかなりコントロール可能だといえるでしょう。

    5-2. 痛みが強かったと感じた人のケース

    「出力が高かったのか、施術中ずっとピリピリ痛かった」「照射直後から翌日まで違和感が続いた」という体験談も一部存在します。特に初めての施術や、体調が万全でないとき、肌が敏感なタイミングでは痛みが強く感じられる傾向があります。

    また、痛みを感じやすい人の中には「吸引時の引っ張られる感じが不快だった」「皮膚の薄い頬骨のあたりが特に痛かった」という具体的なコメントも。こうした声からも、事前に肌の状態をチェックしながら施術プランを柔軟に対応してくれる医療機関を選ぶことの大切さがうかがえます。

    5-3. クリニック選びの重要性

    インモードのようなマシン施術においては、「どんな機械を使うか」だけでなく「誰が照射するか」が仕上がりと施術時の快適性を左右します。適切な照射技術に加えて、麻酔の有無や冷却対策、出力の柔軟なコントロールができるかどうかが痛みの感じ方に直結するため、事前のカウンセリングで必ず確認しておくことが重要です。

    また、痛みへの不安がある場合は「痛みに弱い」と遠慮なく伝えることで、出力を低めに設定したり、こまめに様子を見ながら調整してくれたりする場合もあります。口コミや症例写真を確認し、患者に寄り添った対応をしてくれるクリニックを選ぶことが、インモードを快適に続けるカギになります。

    施術頻度としては、1か月程度の間隔を空けて3〜5回程度受けるプランが推奨されるケースが多く、肌の反応を見ながら医師と調整していくのが理想です。

    6. 痛みを最小限にするためのポイント

    6-1. 事前準備とカウンセリング

    インモードの痛みを軽減するために、施術前の準備が非常に重要です。まず、施術前の肌状態を整えておくことが基本です。しっかりと保湿を行い、直前の日焼けやピーリングなど肌に刺激となる行為は避けておきましょう。

    また、カウンセリングでは「痛みに弱い」「過去に肌トラブルがあった」など、自身の肌質や体質、過去の美容医療経験について率直に伝えることが大切です。医師が適切な出力設定や施術方法を選ぶ上で、非常に有益な情報になります。

    6-2. 適切な施術間隔と回数設定

    インモードで効果をしっかり出そうと、初回から強い出力で一気に変化を求めると、どうしても痛みが強くなりがちです。そこで重要なのが、無理のない施術スケジュールを組むこと。複数回に分けて施術を行うことで、肌への刺激を抑えつつ、徐々に脂肪やたるみに働きかけることができます。

    特に初めての方や敏感肌の方は、出力を控えめにした上で数回に分けて調整していく方法がおすすめです。

    6-3. ケア用品やセルフ対策

    施術後の痛みを和らげるには、ホームケアの徹底も重要です。施術後すぐは肌が熱を持っていることが多いため、冷却ジェルやクーリングマスクで熱を逃がし、肌の赤みを抑えましょう。その後は保湿を欠かさず行い、バリア機能を高めて回復を早めます。

    また、炎症を抑える成分が入ったスキンケアアイテムや、敏感肌用の化粧品を使用するのも有効です。痛みが長引く、または不安な症状が出た場合は我慢せず、速やかにクリニックに連絡しましょう。

    このように、施術前後の工夫とセルフケア次第で、インモードの痛みは大きく緩和できます。無理のないスケジュールと医師との連携を大切にすることで、より快適に、かつ効果的に施術を受けることができるはずです。

    7. インモードで得られる効果と痛みのバランス

    7-1. 痛みと効果は比例しやすい?

    インモードでは、熱エネルギーを加える強さによって脂肪やたるみへのアプローチ力が高まるとされます。そのため、熱量が強いほど施術後の引き締まりを早く感じやすい傾向はありますが、基本的にはたるみ進行を予防しながら段階的にリフトアップ効果を高めていく施術です。

    ただしその反面、痛みや赤みなどのダウンタイムも比例して強く出る可能性があり、施術直後の不快感や肌荒れにつながることも。無理をして高出力に設定するのではなく、目標に合わせた段階的な施術プランが望まれます。

    7-2. 「痛くないと効かない」わけではない理由

    インモードにおいて「痛くなければ効果がない」というのは誤解です。実際には、最新のマシンを導入していたり、熟練した施術者が照射を担当したりすることで、痛みを抑えつつも十分な効果を得ることは可能です。

    また、事前に肌状態を整える保湿や、施術後の冷却・紫外線対策などのアフターケアを丁寧に行うことで、施術効果を高めつつ肌トラブルのリスクを最小限に抑えることができます。

    7-3. 効果を最大化するためのポイント

    まずは「どの部位にどんな変化を求めるのか」という目標を医師と共有することが重要です。フェイスラインのシャープさ、たるみの改善、脂肪のボリュームダウンなど、求める効果によって施術のアプローチも変わります。

    さらに、インモードの中でもMiniFXとFORMAを組み合わせたVリフトのように、複合施術を検討することで相乗的な引き締め効果が期待できます。継続的な通院と施術内容の見直しを行うことで、より満足度の高い結果を得ることができるでしょう。

    8. インモード施術と他のリフトアップ施術との痛み比較

    8-1. ハイフ(HIFU)との比較

    リフトアップ施術としてよく比較されるのが、ハイフ(高密度焦点式超音波)です。ハイフはSMAS筋膜と呼ばれる深層に熱を届け、引き上げ効果を狙う施術であり、その特性から「骨に響くような痛み」を感じる人も多いのが特徴です。また、効果の現れ方は緩やかで、施術から約1カ月後に発揮されることが多いとされています。

    一方インモードは、皮膚表層から脂肪層に向けて熱を届け、吸引と高周波の組み合わせにより「じんわり熱い」「吸われて引っ張られる」といった感覚が中心。刺激の種類が異なるため、施術中の痛みの質もまったく異なります。

    「ハイフは痛くて苦手だったが、インモードは耐えられた」という声もあり、痛みに敏感な方にはインモードのほうがマイルドに感じられる場合もあるでしょう。

    8-2. 糸リフトや外科的な施術と比べて

    即効性と変化の大きさで人気の糸リフトですが、皮膚の内部に糸を挿入して引き上げるため、術中に強く引かれる感覚や、術後の腫れ・内出血などを伴いやすい傾向があります。ダウンタイムは数日〜1週間ほどかかることもあり、痛みも比較的強めです。

    それに比べてインモードは、切開や注入を伴わない施術であり、熱刺激がメインになるため、痛みも腫れも比較的軽度。施術後すぐにメイクや洗顔ができる場合も多く、仕事や日常生活に影響を与えにくいというメリットがあります。

    8-3. 自分に合った施術を選ぶための基準

    痛みに対する不安がある場合は、施術の即効性よりも「痛みが少ない」「ダウンタイムが短い」といったポイントを重視した方が安心です。また、たるみの程度や脂肪量、予算、希望する効果の持続性によっても最適な施術は異なります。

    インモードは、リフトアップ・脂肪ケア・肌質改善を同時に狙える総合力の高い施術ですが、即効性に関しては糸リフトや脂肪吸引に及ばないケースもあります。施術前にカウンセリングをしっかり受け、自分に合った方法を慎重に選ぶことが、納得のいく結果につながるでしょう。

    9. まとめ:インモードの痛みと上手につきあい、たるみ・脂肪をケアする

    インモードの痛みと上手につきあい、たるみ・脂肪をケアする

    9-1. インモードは痛みを抑えつつ効果が期待できる施術

    インモードは「切らない」ことが特徴の非侵襲的な美容施術でありながら、脂肪へのアプローチとリフトアップ効果の両方を叶えることができる優秀な治療です。確かに施術中には「熱さ」や「吸引による刺激」を感じることもありますが、多くのクリニックでは麻酔クリームや出力調整を行うことで、不快感を最小限に抑える配慮がなされています。

    施術後に赤みや軽い腫れが出る場合もありますが、ほとんどが数日以内に落ち着く一時的な症状です。しっかりと保湿・冷却・紫外線対策などを行うことで、快適にダウンタイムを過ごすことができるでしょう。

    9-2. 効果を出すためには複数回&セルフケアの徹底が大切

    インモードは1回の施術でもすっきり感やハリを実感できることがありますが、最大限の効果を出すには複数回に分けて施術を受けるのが理想です。強すぎる出力で一度に大きな変化を求めるよりも、肌に無理をかけず徐々に引き締めていく方が、ダメージを抑えつつ仕上がりの満足度も高くなります。

    また、施術後の肌は敏感になっているため、日常のスキンケアや生活習慣も非常に重要です。適度な睡眠・栄養バランスの取れた食事・アルコールや喫煙の節制といった基本的な生活習慣が、施術の持続性や美肌効果に大きく影響します。

    9-3. クリニック選びで仕上がりも痛みも大きく変わる

    インモードの痛みを抑えつつしっかりとした効果を出すには、「施術の経験が豊富なクリニックかどうか」が非常に重要です。同じ機械を使っていても、照射の技術や出力のコントロール、肌への対応力によって施術の快適さと結果には大きな差が出てきます。

    カウンセリングでの質問対応や、痛みに関する説明が丁寧かどうかも信頼性の指標になります。インモードが初めてという方は、複数のクリニックで相談し、自分に合った治療プランと施術環境を選ぶことをおすすめします。

    痛みに不安がある方こそ、正しい知識と準備をもって施術に臨むことで、安心してインモードの効果を実感できるでしょう。

    監修

    クリニック院長

    清水 優人

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